当て屋の椿は休載期間があり、現在の最新刊は17巻が2021年3月28日に発売しました。16巻から実に9ヶ月ぶりの新刊になっています。

当て屋の椿の休載理由には諸説あり、今回の16巻と17巻の新刊が遅くなったのはヤングアニマルからWEB SITEマンガPARKに移籍したのが休載理由と言われています。

ちなみに15巻と16巻の間は1年3ヶ月、14巻と15巻の間は9ヶ月開いているので、移籍の話が出ての休載理由で続刊が遅れたのは15巻が発売後だと推測されます。

また当て屋の椿が2047年10月から休載していて、2019年10月25日に連載再開したのも、巷で色んな噂があるのですが、おそらくこの移籍関係の問題なんだと思います。

当て屋の椿の休載理由で多かったのが当て屋の椿の作風は怪奇事件を描くのですが、性描写が多かったり、グロ描写が多いのでそういったことが倫理委員会とかで引っかかったのではというのがありました。

当て屋の椿は少女コミックの中では絵の美麗さもあり、猟奇事件などの描写が結構黒かったり、もうひとりの主人公の鳳仙が春画で生計をたてているEDとか設定があったりするのでそういったことも色んなところからの圧力があった可能性もあります。

ただ今回マンガPARKへの移籍が休載理由というのが、確定的になりました。まぁなぜ移籍したのかという問題は上記のことが理由の可能性もありますが、当て屋の椿が休載から連載再開したことはファンにとっては喜ばしいことだと思います。

当て屋の椿 1

当て屋の椿の鳳仙の過去とは

当て屋の椿の主人公は椿という当て屋を営んでいる女性になるのですが、もうひとり主人公がいます。それが鳳仙になります。ちなみに当て屋の椿の漫画の表紙はすべて椿になっています。主人公格差なのかもしれないですね。

当て屋の椿の鳳仙は本業が浮世絵師なのですが、売れない浮世絵師のため副業で春画を書いて生計をたてています。ちなみにこの春画の副業が本誌当て屋の椿で様々な事件に巻き込まれることになります。

また鳳仙は女性恐怖症でED気味という設定があり、春画を書く際の裸婦画のモデルさんに迫られても怯えてしまったりと結構情けない感じでの描写が多いです。

ただなぜか鳳仙のまわりには女性があつまったり、なぜか女性からの信頼があつくなったりします。主人公の椿も男嫌いの設定がありながら、鳳仙とはなんだかんだで、助手として信頼していりします。

そんな女性恐怖症でED気味の鳳仙の過去になにがあったのか気になる人も多いと思います。

ちなみに鳳仙の過去話そのものは当て屋の椿の11巻に収録されています。当て屋の椿の作風的には日常な感じの過去話ではあるのですが、当て屋の椿を読んだことがない人にとってはある種衝撃的な内容になります。

当て屋の椿の鳳仙の過去の話の概要だけを説明すると、母親が不倫体質だった。父親は理性的にお金で解決しているかと思いきや、今回は感情が爆発して、間男と嫁をさつがいした。

母親は助かりたい一心で息子の鳳仙に助けを懇願する。その内容が父親をころしてくれというもので、自分は息子である鳳仙が一番好きだと言って一物を慰め挿入しようとようとする。

鳳仙の弟はその光景に母親に対する怒りが限界を超え、母親を斬りつける。母親をさつがいした後抱きしめた弟をみた父親が、弟をころして鳳仙も手に掛けようとする。

だがその刃は鳳仙ではなく、自害するために自分の首に突き立てて果てる。

そのごこの事件は母親の不倫で怒髪天を衝く勢いになった父親が間男と相対して、母親と弟が間男に人質にとられ犠牲になり、父親と間男は相打ちということになる。

ざっと概要だけ説明したんですけど、狂気の沙汰というか正気を保てないとこんな感じになるんだろうなというのがわかります。まぁこんな過去を持っていたら女性恐怖症にもなるし、EDにもなるのも納得だったりします。

当て屋の椿 17 (ヤングアニマルコミックス) [ 川下 寛次 ]

当て屋の椿のネタバレ1巻を無料で読むには?

当て屋の椿は奇想天外大江戸吉原ミステリーを副題があるように、推理モノではあります。そのためネタバレを考察することも多いです。

ただ当て屋の椿は奇想天外なのでネタバレも超常的な理由が多くネタバレは困難な事件が多いです。というか通常の思考で考察してもネタバレを見てもつながらないと思います。

そんな当て屋の椿ですが、マンガPARKに登録すると無料で読むことができます。なのでネタバレを知りたい人などはマンガPARKに登録しておくと良いと思います。

またピッコマなどでも、3巻くらいまでは待てば無料で読むことができます。当て屋の椿を推理マンガとした場合、ネタバレや考察はあまり意味がないと思うので興味がある場合は素直にコミックを追うのが一番だと思います。