魔女と傭兵は小説家になろう発のコミカライズ作品のあらすじ

魔女と傭兵は2021年6月9日に第一話が投稿され現在も更新が続いている作品です。

あらすじとしては、魔女と呼ばれる存在―魔獣や魔術が消えた大陸で、唯一未知の力を持つ存在。

かつて恐れられていたこの存在を討伐するために集められた傭兵のジグ。彼は激しい戦いの末に魔女に勝利するが、魔女を殺す理由を失ってしまう。

そのまま去ろうとするジグに、魔女シアーシャは「追われることなく生きたい」と依頼する。

ジグはその依頼を受けることにしたが、この大陸では魔女に対する偏見が強いため、目的を果たすのは難しいと感じる。

そこで、存在が知られていたが最近になってようやく渡航が可能となった「異大陸」へと旅立つことを決意する。

神秘が失われた大陸で出会った魔女と傭兵が、新たな大地で冒険者として活躍するファンタジー小説。2021年6月から連載が始まりました。

2023年5月にマイクロマガジン社のGCノベルズから書籍化が決まり、2024年3月の時点で既に3巻が刊行されています。

書籍の第1巻が発売されると同時に、マガジンポケットでのコミカライズが発表され、2024年1月28日から連載が開始されました。

魔女と傭兵(1)

魔女と傭兵(1)

魔女と傭兵の主要キャラクター

ジグ=クレイン

物語の主人公で、23歳の傭兵。12歳のときに傭兵団に拾われ、その後傭兵として生きることになる。

魔女討伐の依頼に応じて部隊に参加し、死闘の末に勝利するも、依頼人が事故で死亡し、魔女を殺さずに依頼を中断。

現場で魔女シアーシャから「誰にも追われない場所まで連れて行く」護衛依頼を受け入れ、彼女の「傭兵」となる。その後、シアーシャと共に異大陸へ渡り、行動を共にする。

異大陸では「傭兵」に対する偏見を受けながらも、事件に巻き込まれ波乱に満ちた生活を送ることになる。

ジグは仕事としてシアーシャを最優先に考えつつも、徐々に関係が変化していく。彼女の生活をサポートし、機嫌を損ねる理由から娼館の利用を控えるようになる。

職業柄、三カ国語を話すことができ(読み書きは苦手)、身だしなみにも気を遣っている。傭兵としての流儀を守り、依頼人のために情報の守秘や調査も個人的に行い、日々の鍛錬を欠かさない。

冷静沈着な性格で、過酷な戦場を生き抜いてきたため独特の死生観を持っている。

双刃剣という珍しい武器を扱い、傭兵団時代には元軍人から軍隊式槍術を教わり、様々な武器(弓以外)を使いこなせる。

身体能力が高く、魔術の発動時に「匂い」を感じ取ることができる。シアーシャによると「魔術行使の過程にある『指向性を与える』際の魔力反応を嗅ぎ取っている」とのこと。緊急時には様々な効果を持つ劇薬(大陸では合法)を用いることもある。

大陸出身のため魔力を持たず、特定の人物以外にはこの体質を秘匿している。そのため、回復術の効果が高まるが、エネルギーの消費が激しく、異常な空腹に悩まされる。

「特定の団体に所属すると自由に動けない」という理由で、異大陸でも社会的地位の低い傭兵であり続けている。

飲酒を好み、つまみにもこだわる。普段から大食いで、傭兵時代からのお茶の嗜みもある。

壮大な体格と短く刈り込んだ灰色の髪、無数の傷跡が残る顔を持ち、実年齢以上に老けて見える。

シアーシャ

この物語のもう一人の主人公でありヒロイン。見た目は20代前半だが、実年齢は200年以上。

大陸に数少なく残る「魔女」の一人で、「沈黙の魔女」として知られる。侵入者を静かに処理してきたため、その名がついた。

討伐部隊を迎え撃つが、ジグに敗北。死を覚悟したが、彼の依頼放棄により命が救われる。そこで「誰にも追われない場所まで連れて行く」護衛を依頼し、ジグと共に異大陸へ渡る。

異大陸では、魔法が存在していることから自身の力を活かし、冒険者になることを決意。ハリアンを拠点にしながら人間社会に適応しようと奮闘する。

態度や言葉遣いは丁寧だが、感情的で理性的とは言い難い面もある。長い避難生活のため世間知らずで、ファッションや性にも無頓着。

魔法に関することには強い興味を持ち、図書館で知識を蓄え、自室で新しい魔術の開発に励んでいる。依頼中は、ジグに魔物や魔法の解説を行う。

魔力は非常に強く、特に土や石を操る魔術を得意とし、地面から巨大な錐や杭を多数生み出すことができる。異大陸に来てから新たな魔術も習得している。

人間に迫害された過去から、ジグ以外の人間には興味を持たず、見下している。魔女特有の威圧感を持ち、一部の人間からは恐れられる存在となっている。

ジグに対しては強い信頼を寄せ、次第に女性としての感情が芽生え、彼に対する思いに悩むようになる。

見た目は純朴そうな田舎娘だが、その美しさには魔性が宿っており、欲望に駆られた男たちを死に至らしめることもある。

腰まで届く黒髪と混沌の蒼い瞳を持つ美しい女性。背が高くスタイルも良いが、ジグよりは頭二つ分低い。

冒険者ギルド

カーク=ライト

ハリアン冒険者ギルドの副頭取。かつてはベイツたちと共に腐敗した上層部を排除し、現在の地位に就いた。

澄人教に目を付けられたジグをギルドから締め出すが、事態が収束した後は解除。ジグの実力を認め、自腹で依頼を出すこともある。

シアーシャを恐れる一方で、魔女の威圧に耐えられる精神力を持つ。勤務態度は誠実で有能。眼鏡が特徴のお茶好きな壮年男性。

アオイ=カスカベ

ハリアン冒険者ギルドの受付嬢。常に無愛想だが、血の気の多い冒険者にも屈しない胆力の持ち主。弟には厳しく、粗相をすると踵落としを見舞う実力者。

シアン=イブリーズ

ハリアン冒険者ギルドの受付嬢。小柄な体格で、冒険者に対してやや腰が引け気味。

アランのパーティー

若くして高水準の実力を持つ、非常に珍しいパーティー。

アラン=クローズ

五等級の冒険者で、将来有望とされている。長剣と魔術の両方を平均以上にこなし、ジグからは戦闘技術だけでなく、状況判断や不測の事態への対応能力も評価されている。

モンスターの奇襲を受けた際、偶然狩場で戦闘を見ていたジグに助けられる。その後、感謝の意を伝え、ジグと親交を深める。

リスティ

アランのパーティーに所属する女性冒険者。弓による連射が得意で、治癒の術や弓と魔術を組み合わせた不可視の刃で攻撃することもできる。

ライル

アランのパーティーに所属する男性冒険者。荒っぽい口調だが思慮深く、豊富な経験を活かしてパーティーの舵取り役を務める。剣と盾を巧みに使い、防御寄りの前衛として複数の攻撃を防ぎつつ敵を倒す。

マルト

アランのパーティーに所属する冒険者。索敵と防御の術を得意とする。

魔女と傭兵の世界

大陸

物語の初期舞台。人間のみが知性を持つが、国家間の対立や言語の違いなどから戦いが絶えない世界。

かつての神秘である魔術や魔獣は消え去り、「魔女」と呼ばれる魔術の使い手は忌避されている。

エスティナ

大陸に面した国の一つ。貿易と漁業が盛んで、常に多くの船が出入りしている。

異大陸

物語の現在の舞台。大陸で使われる共通言語の一つが使用されている。

人間だけでなく、「亜人」と呼ばれる異なる特徴を持つ種族も存在する。

この大陸では魔法が一般的な技術として広く使われており、その発展にはシアーシャも賛同している。しかし、魔獣が多いため国家の力は限られ、人間同士の大規模な戦争は起こっていない。

大陸側では以前から異大陸の存在は知られていたが、移動手段がなかった。最近になって潮流の調査が完了し、それに対応できる船が設計・製造されつつある。

ハリアン

ジグたちが拠点とする異大陸の街。

ストリゴ

ハリアンの西部に位置する暴力と薬物が蔓延する犯罪都市。

昔は鉱山街として栄えていたが、資源の枯渇や新事業の失敗により衰退し、権力者たちが麻薬栽培に手を染めるようになり荒れ続けている。

魔海

大陸と異大陸を隔てる海。異大陸側からの名称。

大陸側の海は潮の流れが荒く、潮流の予測が難しいため、大陸側から異大陸への移動手段は存在しなかった。

一方、異大陸側の海や海岸には超大型の魔獣を含む多くの魔獣が生息しており、地元では禁断の地とされている。

魔女と傭兵の用語集

人間

大陸や異大陸で最も多く存在する知的生命体。

大陸では身体的には似ているが、魔術が浸透していないため、瞬間的な力では異大陸側の人間に劣る。しかし、基礎生命力や体力に優れており、魔術なしでも健康を維持できる。

魔女

大陸では使われなくなった「魔法」を扱う者として恐れられている存在。

異大陸では普通の魔術使いであるが、繁殖力が低く、数が減少しており、絶滅の危機にある。

亜人

異大陸に生息する知的生命体で、人間とは異なる身体的特性を持つ。

澄人教によって「亜人」と呼ばれるが、実際には種族ごとに個別の名前がある。

魔術

大陸では希少で忌避されるが、異大陸では日常的に使用される技術。

個々の魔力との相性があり、相性が合わないと効果が低下することがある。一般的に女性の方が魔力が豊富。

魔獣

異大陸にのみ生息する異形の怪物。大陸では見かけない。

魔獣の活発化により大規模な戦争が抑制されたと言われている。

調査団

大陸側の人間が異大陸へ移動するための組織。

資金は各国の有力商人が提供しているが、異大陸側の危険な環境には対応していない。

冒険者

魔獣討伐を生業とする者で、異大陸で活動する。

魔獣の討伐報酬で生計を立て、実績に応じて等級が与えられる。

傭兵

戦闘で生計を立てる者たち。

異大陸では冒険者とは異なり、暴力や犯罪行為で生計を立てることが多い。

澄人教(すみびときょう)

異大陸で広まっている人間至上主義の宗教。

亜人を差別しつつも利用し、亜人に対して敵意を煽る。

以上、物語の背景を明確にするための用語集でした。

まとめ

魔女

定義と特性

大陸では、使われなくなった「魔法」を扱う者として恐れられている存在。

異大陸では一般的な魔術使いであり、魔法が日常的に使用されている社会で生活している。

特徴

力と長命性: 個々が強力であり、長命な傾向がある。

繁殖力の低さ: 数が減少しており、絶滅の危機にあるとされる。

社会的地位と認識

大陸では恐れられており、魔法の存在自体が忌避されている。

異大陸では一般的な魔術使いであるが、一部で魔女として忌避されることもある。

傭兵

定義と特性

大陸では戦に参加して生計を立てる者たち。

異大陸では冒険者や戦士として活動し、生計を立てる者たち。

特徴

職業としての多様性: 戦闘に特化した者から、暴力や犯罪行為で生計を立てる者まで多岐にわたる。

異大陸における地位: 冒険者として活動する者が多く、魔獣討伐などの任務を受けて行動している。

社会的地位と認識

大陸では軍事行動に参加する者たちとして認知され、戦争時には重要な役割を果たす。

異大陸では冒険者としての活動が主体であり、冒険者ギルドなどの組織に属することが一般的。

魔女と傭兵は、物語の中で異なる役割と社会的な立場を持っており、それぞれが異なる文化や価値観によって認知されています。

大陸と異大陸の文脈において、彼らの存在は物語の展開やキャラクター間の関係性を豊かにします。