週刊少年チャンピオンで連載中のマンガ「吸血鬼が急死する」は、すでに全25巻の単行本が発売されています。

全巻を一気に購入すると、定価で13,200円(税込)もかかり、財布に痛いダメージを与えます。

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吸血鬼すぐ死ぬ 1

吸血鬼すぐ死ぬ 1

吸血鬼すぐしぬのあらすじを紹介

埼玉県伊奈架町の郊外に、不死身の吸血鬼が住むとされる城が存在していた。その城に行って戻らない子供たちを助けるために雇われた吸血鬼狩りのロナルドは、その城に向かうが、そこにいたのは確かに不死身だがすぐに灰となるドラルクというザコ吸血鬼だった。

子供たちはドラルクに捕らえられていたわけではなく、ただ城で遊んでいただけだった。

ロナルドがちょっとした不注意で城を壊してしまい、住まいを失ったドラルクは、新横浜にあるロナルドのオフィスにやってきて同居することになる。

彼らは偶然の出会いからコンビを組み、露出狂の吸血鬼の事件を解決したり、ロナルドの自伝小説原稿を奪おうとする吸血鬼編集者と対峙したり、クソゲーをプレイしてレビュー記事を書くことになる。

『吸血鬼すぐ死ぬ』は、盆ノ木至による日本の漫画作品で、『週刊少年チャンピオン』で2015年30号から連載されている。

2023年24号での掲載後、盆ノ木の体調不良により休載している。略称は「吸死」。単行本は少年チャンピオン・コミックスレーベルから出版され、2022年12月時点で累計部数が300万部を超えている。

テレビアニメ第1期は2021年10月から12月まで放送され、第2期は2023年1月から3月にかけて放映された。さらに、6月に舞台化される予定となっている。

吸血鬼すぐしぬのアニメ

2020年5月7日にアニメ化がアナウンスされた。制作はマッドハウス。

2021年10月から同年12月にかけて、AT-X、TOKYOMX、テレビ神奈川(作品の舞台地)、サンテレビ、KBS京都、静岡放送、BS11で放送された。

原作は一話完結形式で、一部の前後編を除いているため、話の順番がシャッフルされたり、アニメ化されない話もある。

そのため、描写に変更が加えられている。特に連載初期の話は、時代やコンプライアンスに合わせて台詞などが変更されることがある。

また、コゼンラニウムのデザインもアニメでは原作と異なっており、露出が抑えられている。一部のシーンは修正されずにそのまま描写されているが、一部のエピソードは原作者の申請によって修正されることもある。

第1期の放送終了後、第2期の制作が発表され、2023年1月から3月にかけて放送された。

吸血鬼すぐ死ぬの登場人物は?

ドラルク

声 – 福山潤、田村睦心(少年)

不死身の高等吸血鬼で、208歳。ルーマニアのトランシルヴァニア出身。祖父の所有する埼玉県の古城でジョンと共に暮らしていたが、ロナルドに城を崩されてから彼の事務所に押しかけるようになる。

「真祖にして無敵」と謳われるが、戦闘能力は皆無で、わずかなダメージで死ぬが、復活は早い。吸血鬼なので生命力も強く、手足が再生していれば行動できたり、塵の中でも動けたりする。変身能力もあるが、大抵は目的とは違う姿になり、一度死なないと元に戻れない。

享楽主義者であり、ロナルドなどをからかい騒動を起こすことがあるが、基本的には冷静で紳士的。

ゲームや料理に長けており、オータム書店のクソゲーのレビューも担当。人類社会の保全と悪質な吸血鬼の排除を一族の意向として語るが、ロナルドの退治にも同行することが多い。

鼻息丸(はないきまる)

ドラルクが変身に成功した例で、コウモリの姿を持つ。基本的にはピスピスと鳴くが、喋ることもできる。ぬいぐるみも販売されている。

ロナルド

声 – 古川慎、花守ゆみり(子供)

吸血鬼を追い詰める退治人で、本作のもう一人の主人公。20代前半で新横浜にオフィスを構えている。

ドラルクの問題に悩まされる苦労人で、よくツッコミを担当する。短気で暴力的な一面もあるが、根は優しい青年。

自叙伝的小説『ロナルドウォー戦記』は非常に人気があり、退治の腕前も優れており、銃の扱いや運動神経に優れているが、彼女はいない。

セロリが大の苦手で、似たものを見るだけでパニックになる。ジョンを可愛がりつつ、ドラルクの居候には不満を持っており、最初は彼を追い出そうとするものの、人気のコンビ描写から失敗することが多い。

料理は苦手で、ドラルクに家事を任せている。初対面でポールダンサーを装ってから、徐々にそのスキルを磨いていく。

三人兄弟の次男で、幼いころから吸血鬼退治人の兄に憧れている。高校時代のあだ名が「ロナルド」で、公式ファンブックで本名が「木下日出男(きのしたひでお)」であることが明らかになった。

ジョン

声 – 田村睦心

ドラルクの使い魔であるオスのアルマジロ。好物はホットケーキとから揚げ。人語を理解するが話すことはできず、ドラルクだけが彼の言葉を理解できる。他人とはジェスチャーや絵などでコミュニケーションをとることができる。

ロナルドの事務所でドラルクと共に暮らしており、穏やかで優しい性格。ドラルクの身を案じる数少ない存在で、深い絆で結ばれている。

ロナルドを慕っているが、時折ドラルクと共にからかったり、仕事を邪魔したりすることもある。愛される存在で、地域のイベントにも積極的に参加し、「ジョンくんファンクラブ」(後に「ジョンくん教」と改称)も設立された。

本名はドラルクの一族が付けた名前を繋げたもので、「ジョン・O・ガーディアン」。関連グッズとしてTシャツが発売されたり、ウェブ漫画が連載されたりしている。

メビヤツ / 目からビームを放つ存在

ドラルクの居城に設置されていたビーム兵器。非常に強力な攻撃力を持ち、首都を壊滅させるモードすら備えている。映像記録や再生の機能も備えている。

城の崩壊後、ドラルクが1体を事務所に持ち込んだ。通常はロナルドの帽子掛けとして使われている。ロナルドに使われるうちに自我が芽生え、本来の持ち主であるドラルクよりもロナルドを慕うようになった。最初は転がる以外の移動手段がなかったが、後に半田から台車を与えられて自由に移動することができるようになった。

デメキン / 吸血デメキン(きゅうけつデメキン)

声 – 若本規夫

吸血鬼化したデメキン。自称「我が輩」。夏祭りの金魚すくいで初登場し、後に川から掬い上げられてロナルドの事務所で飼われるようになる。高い知能を持ち、人語を操るが、水の外では生存できない魚である。

態度は尊大だが、事務所内では常識的で、的確なアドバイスやツッコミをする。体色は気分によって赤や黒に変化することがある。

ヒナイチ

声 – 日岡なつみ

吸血鬼対策課ヒヨシ隊の副隊長。真面目だが少々天然で勘違いしやすく、不器用な一面を持つ少女。19歳。5歳の時に水族館で水槽に落ちて以来、ペンギンが大の苦手。

最初はドラルクを危険な吸血鬼だと誤解して監視するが、後に誤解が解けてもドラルクの監視を続けるように命じられ、以降、ロナルド吸血鬼退治事務所に頻繁に出入りするようになる。

普段は事務所の床下に潜んでおり、ドラルクからお菓子(主にクッキー)で餌付けされている。

Y談おじさんのビームを受けた後、性的な語彙が不足していたため、口から「ちんちん」としか発声できなくなった。その後、動揺した際に「ちん」と口に出してしまう後遺症が残っている。

実家は埼玉県西伊那架町にあり、実は幼い頃にドラルクに会っていたが、双方とも覚えていない。

半田 桃(はんだ とう)

声 – 松岡禎丞、松岡美里(子供時)

吸対の隊員で、ダンピール。ロナルドとは高校時代の同級生で、学生時代から吸対に憧れていた。特に退治人を目指すロナルドを一方的にライバル視していた。

極度の母親思いで、母親がロナルドのファンになったことで彼に対する敵意が増し、ストーカー的な行動やロナルドの苦手なセロリを使ったいたずらを繰り返している。

それでもロナルドは彼を友人と思っており、カメ谷と共に普通の友人同士のように付き合っている。

ロナルドに関わるときにはクレイジーな行動が目立つが、仕事では非常に有能で容姿も魅力的。

子どもの頃から母親に「嘘はよくない」と言われており、嘘をつくことが下手で、無理に嘘をつこうとすると熱を出すこともある。

ダンピールの能力で吸血鬼の気配を感知できるが、多数の吸血鬼がいる場合にはフレーメン反応を示す。